
グルコサミンとカルシウムってどうちがうの?という疑問を持つ方も多いようです。
答えを言えば、グルコサミンとカルシムは全く別物です。
とはいえ、高齢者の方にはどちらも重要な成分ですので、食事やサプリメントなどを利用して不足しないように気をつけたい成分です。
グルコサミンとカルシムはどう違うのか?について説明します。
グルコサミンとは
グルコサミンとは関節に含まれる軟骨成分です。
軟骨という言葉から、カルシウムを想像してしまうようですが、カルシウムとは全くの別物ですので、紹介します。
カルシウムとは
カルシウムとは人間の骨を中心に含まれる成分です。
もちろん骨を形成するためにカルシウムは重要な成分ですが、年齢と共に減少してしまうことから、高齢者ほどカルシムをしっかりとっていかなければいけません。
グルコサミンとカルシウムの違い
グルコサミンとカルシウムの違いは、グルコサミンは軟骨成分の一部という事です。
そして、カルシムは身体を形成する骨に多く含まれる成分です。
軟骨はグルコサミン以外にコラーゲンやヒアルロン酸、水分などから形成されています。
つまり、軟骨にはカルシウムは含まれていません。
ですので、軟骨に存在する成分がグルコサミン、身体全体の骨に含まれる成分がカルシウムという事になります。
加齢とともに減少する成分
グルコサミンもカルシウムも身体に存在する成分ですが、残念ながら加齢とともに減少してしまう成分です。
軟骨は日々の曲げ伸ばし、骨は骨密度が弱くなるなど、年を取るほど減少してしまいます。
1日に必要なカルシウム
カルシウムの1日に必要な摂取量は650mg以上とされています。
650mg以上のカルシウムを摂取するためには、瓶の牛乳を3本分が相当します。
1日に牛乳を3本分摂取できているでしょうか?
牛乳3本は成人男性でもなかなか毎日摂取することは難しい量です・・・。
グルコサミンの摂取方法
1日分のカルシウムは摂取しにくいのは分かりましたが、グルコサミンも摂取しにくい成分です・・・。
グルコサミンは1日の推奨摂取量は決められていませんが、食事から摂取しにくい成分としてサプリメントでの摂取が主流となっています。